突然ですが、アタシは東宝映画に目がありません。といっても何でもいいわけじゃありません。1960年代につくられたものに限ります。逆にいえば、この頃につくられた東宝作品ならなんでもいいともいえるんですけどね。
この時代、東宝のキャッチフレーズは「明るく楽しい東宝映画」でした。アタシは1968年生まれなので、このキャッチフレーズを直接は知りません。しかし実際に何本か作品にふれることによって、このキャッチフレーズがいかに適切なものかはよくわかります。
もうひとつ、この頃の東宝映画をあらわした表現として、さらにピッタリのものがあります。といっても公式のものではなく、なにかの本に書いてあったものなのですが「ノーテンキ、いい加減ノリ」ってヤツなんですけど、見事なまでにこの時代の東宝作品を端的に表現しています。いや、ホント。
このサイトは「Yabunira」(現注・当時ヤブニラミJAPAN)と申すのですが、これはもちろん「やぶにらみニッポン」(1963・東宝)からとったものです。
しかしですね、正直にいいますとアタシ、この映画を観ていないのです。おかげでずーっと観たい映画No.1の座をキープしているんですけどね。
当然詳しい内容は知りません。知っていることといえば、主演はジェリー伊藤てことぐらいです。
ジェリー藤尾ではありません。ジェリー伊藤です。キチンと調べたわけではないのですが、たぶん唯一の主演作ではないでしょうか。(クレジットをみると、正確には宝田明主演みたいだけど)
ジェリー伊藤といえば、インチキくさい外人役がほとんどですけど、特に「ニッポン無責任野郎」(1962・東宝)での、植木等と結託して半詐欺行為をはたらくラッパ吹き役が絶品でした。
他には「江分利満氏の優雅な生活」(1963・東宝)の居候の役もよかったですね。
実は一度だけ「やぶにらみニッポン」を観るチャンスがあったのです。しかも2003年。
例の浅草東宝のオールナイトで<鈴木英夫特集>で上映され、アタシとしても行く気満々だったのですが、あいにく急用が入っちゃって・・・。ああ、もう二度とチャンスはないのであろうか・・・。

