今日はベースボールアワーの漫才でお楽しみください。


マトゥーバ「いやいやいや・・・・・おい、なにやってんねん」

サジキ「いや、あんまり近寄ったら怪我がうつるか思て」

マトゥーバ「うつるか!早よこっちこい!なにジロジロ見てんねん」

サジキ「大丈夫か!?怪我は大丈夫なんか!?」

マトゥーバ「なんでタメ口やねん。まぁええわ。大丈夫や」

サジキ「ホンマに?ホンマに大丈夫か?あれ?」

マトゥーバ「大丈夫やって。おいどこいくねん」

サジキ「いや、ちょっと調子が・・・・大丈夫か?」

マトゥーバ「せやから大丈夫やて、おい!お前さっきからちょいちょいどこ行くねん」

サジキ「どうもビデオカメラの調子が・・・・」

マトゥーバ「お前なに撮影してんねん!」

サジキ「このテープを野崎さんに送ろかなぁと」

マトゥーバ「まて!なんや。心配してるとこみてもろて株上げよゆうんか」

サジキ「せっかく怪我してんねんから利用しようかなと」

マトゥーバ「人の不幸利用すな!やらしいやっちゃで」

サジキ「まぁええわ。次の機会にしとくわ」

マトゥーバ「次の機会って、また怪我すんの折込済みたいにいうな」

サジキ「ホンマに大丈夫ですか!?」

マトゥーバ「今更敬語ええわ。いやいや、おかげさんで二軍の試合にはでております」

サジキ「DHでね」

マトゥーバ「まぁそれはええがな。まあちょっとずつようなってますわ」

サジキ「けどあれやで。ちょっと怪我多すぎるで」

マトゥーバ「ま、ま、たしかにな」

サジキ「かかりつけの医者変えた方がええんちゃうか」

マトゥーバ「簡単にいうけど、他に医者の知り合いおらんしなぁ」

サジキ「じゃあ僕が紹介しますわ」

マトゥーバ「紹介してくれんの?」

サジキ「紹介しますよ。格安で」

マトゥーバ「金とんのか!まぁええわ。ちょっと紹介してくれ」


マトゥーバ「ここやな。アイツがいうとった病院は。すんません!」

サジキ「はいはいはい。どなたでしょうか」

マトゥーバ「あのサジキくんの紹介で・・・」

サジキ「紹介?名前は?」

マトゥーバ「マトゥーバカンイチといいます」

サジキ「ああ、ドラフト1位でハンシン入って、契約金たんまりもろて、怪我しまくった挙句ショート失格になったマトゥーバさんですね」

マトゥーバ「・・・・あのな」

サジキ「今年入ったピッチャーのサジキ選手にさえ出場試合数が抜かれそうな、ゴクツブシの・・・」

マトゥーバ「やかましわ!黙ってきいとったら好き勝手いいやがって!」

サジキ「なにか私が間違ったことでも?」

マトゥーバ「いや間違ってはいませんけど・・・、そんなんええから早よ診てください」

サジキ「わかりました。では上半身裸になってください」

マトゥーバ「裸にですね。・・・これでいいですか?」

サジキ「もっとセクシーに」

マトゥーバ「別に脱ぎ方はええやろ。あ、聴診器をあてるんですね」

サジキ「では・・・・ん、んん!?こ、これは!」

マトゥーバ「センセ!どうしました!」

サジキ「よーく耳をすましてみたんですが・・・」

マトゥーバ「ハイ!!」

サジキ「二本向こうの道をパトカーが」

マトゥーバ「そんなんどうでもええがな!」

サジキ「ちょっと待ってくださいよ!」

マトゥーバ「ハイ!!」

サジキ「どうも覆面パトカーみたいです」

マトゥーバ「細かいなぁ!だいたいアンタ、ホンマに聞き分けられるんか」

サジキ「・・・・わかりました」

マトゥーバ「わかったんですかセンセ!」

サジキ「あなたの病状は・・・・虚弱体質です!」

マトゥーバ「・・・まぁ外れてはないですけどね」

サジキ「野球選手としては致命的です!!」

マトゥーバ「はっきりいうなぁ。センセ、どうか助けてください!!」

サジキ「・・方法はあります!」

マトゥーバ「ホントですか!」

サジキ「ではまずこれを・・・」

マトゥーバ「また金かい!まぁええわ。それでホンマに治るんやったら」

サジキ「少々お待ちを・・・・お待たせ!」

マトゥーバ「うわちゃー。えらいカッコしてきたなぁ。このクソ暑いのに黒のコートに帽子までかぶってきて」

サジキ「ではいくわよ。ハイこれ!」

マトゥーバ「なんでオカマ口調やねん。ん?なんですかこれは。定期券やないですか」

サジキ「早くしないと!汽車がでてしまうわ!」

マトゥーバ「ちょとちょっと!どこ行くんですか!」

サジキ「機械の身体をもらいにいくのよ!!」

マトゥーバ「・・・アホか!お前アホやろ。だいたいそんなもん行って帰ってくんのに何年かかんねん!・・・・おい!またなにしてんねん!!」

サジキ「いやまたビデオをセットしとくん忘れとった」

マトゥーバ「もうええわ」



このネタ、当時から誰も褒めてくれなかったし、今読んでもイミフすぎるから褒めようもないんだろうけど、アタシ個人としてはこの手のネタには珍しく「よく書けてるな」と感心したんですよ。
何がすごいって、ちゃんとこの当時のフットボールアワーの漫才のルーティーンを換骨奪胎出来てるところで、「どうも覆面パトカーみたいです」」のところのボケの被せ方とかマジでフットっぽくない!?


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