こないだね、パラパラと元吉本興業の大崎洋の著作を読んだんですがね。ま、ダウンタウンとの秘話とかはわりとどうでも良くて、それよりも内圧と外圧の話のが圧倒的に面白かった。
これは「複眼単眼・吉本」でも書いたんだけど、戦後しばらくの吉本興業は寄席経営会社でも芸能タレント事務所でもなく、ボウリング場の経営や不動産で利益を得る会社だったんです。
それが1959年に再び興行会社へと転じ、1980年頃に巻き起こったマンザイブームで勢いに乗って1990年に入る頃には松竹芸能を圧倒して関西の芸能事務所のトップになってたし、んで誰の目にも「お宅ら、最近儲けてはりまんなぁ」という感じで急成長を遂げたわけです。
1990年代前半、というと大崎洋は吉本興業のトップでもなんでもない。一定の力を持ってるのは承知する人は承知してただろうけど、誰しもが「吉本興業は大崎洋が牛耳っている」というふうには思われてなかった頃の話です。
しかしすでにその頃から大崎洋宛に、手紙でも電話でも脅迫がひっきりなしだったらしい。ま、ズバリ言えば「ナニ調子に乗ってんねん。お前、コロしたる(=コロされたくなければカネを出せ)」というような内容です。
要するにですね、ハタから見て儲かってそうなところには必ずハイエナが寄ってくる、という当たり前すぎるくらい当たり前の話でしかないのですが、そんなタイミングでこんなニュースを目にした。

もうひとつ、YouTube絡みでこんなニュースもあった。