ま、あの、先月から、某チャンネルに出演させていただくことになってね。ってもアタシは主宰でもなんでもなく、いわば「レギュラーゲスト」のような形なんで、どこまで大っぴらに書いていいのかわからない。ま、見る人が見ればどこの話かわかるんだろうけど、とりあえず今回は実名を出さずに書き進めます。
さて、今から一年ほど前に「声被り」というエントリを書いたんだけど、このエントリでは「幸い、アタシが自分の声を発してインターネット上にアップするケースにおいて<声被り>は発生していない」となってます。
ところがです。冒頭に書いた某チャンネルにて、出演者のひとりからこう言われた。
「後で見返すと、私とやぶにらさんの声が似ていて、どっちがしゃべってるかわからなくなる時がある」
この指摘は正直意外というか、それまでもいち視聴者としてこの方の声は聴いていたんだけど、この人アタシと声が似てるな、とか思ったことなんかなかったんです。
上記リンク先にはアタシとカジサックの声の類似性について言及してるけど、アタシとカジサック、そしてアタシとこの共演者の方とだったら、まだアタシとカジサックの方が声が似てると思う。
だからいわゆる「そっくりな声」ではない。しかし、言われてみれば「同じ<系統>の声」なのは間違いなく、これはつまり、あんまり相性の良くないふたり、ということになってしまうわけです。
いやそれはめちゃくちゃ困る。というのもアタシはこの方に全面的に助けてもらってるからで、もし「共演は差し控えるに越したことはない」とかになったら「つっかえ棒」がなくなってしまう。変な話、この方が横にいてくれると思うから安心して喋ることが出来るのですよ。いざとなったら絶対助けてくれる。そうした安心感は何物にも代え難く、逆に言うならというか「共演不可になったら」と仮定したらこんな怖いこともないわけで。
アタシは、自分の声が好きではない、という思いが非常に強い。だから声にはずっとこだわってきた。
実際、某チャンネルに参加させてもらう時の懸念点として「番組のカラーにアタシの声はそぐわないのではないか」と思っていたし、それは一番最初に主宰の方にもお伝えしました。
ま、それは別に構わない、ということだったんですが、まさかここにきて、本来あってはならない声被りの問題が発生するとは。
しかも、だったら声を変えれば済む話じゃないか、という話じゃない。つかそんなことは不可能です。簡単に声を変えられたら世話ないよ。
音だけで複数の人間を識別する、となったら、もちろん一番先に来るのは<声>です。これは間違いない。
しかし他にも識別方法はある。たとえば極端に喋るテンポが違えば識別しやすくはなる。ただしこれはどちらかが極端に己の、自分の中にあるテンポを壊してやらなきゃいけないのでどうしても無理が出るし、そもそも極端に速い、極端に遅いでは番組にも影響が出てしまってよろしくない。
さらにトリッキーな方法として、アタシは神戸出身なので、だいぶ怪しくはなったとは言え関西弁で喋ることは可能です。
つまりどれだけ声が似てようが、方や標準語、方や関西弁、であれば、音だけでも余裕で識別出来るはずです。
ただねぇ、これがもう、無理に等しいのですよ。
相手も関西弁ならこちらも関西弁で喋れる。それこそ母親と喋る時など関西弁以外の何物でもない。
ところが相手が標準語だともうダメで、完全に引っ張られる。ただでさえ怪しい関西弁が「関西弁とも標準語とも言えない奇っ怪な言葉」になってしまうのです。
前にも書きましたが、下手くそな関西弁にイラつくのって関西の人なんですよ。つか他の地方の人は関西弁のイントネーションが完全にわかってるわけではないので、つまり正解不正解がわからないのでイラつくわけがない。
つまりね、アタシが下手な関西弁で喋ってしまったら完全に悪目立ちしてしまう。冒頭で書いたようにアタシは所詮レギュラーゲストなので、早い話が人様のチャンネルに迷惑をかけてしまう。それは嫌だというか、もしそうなったら最悪です。
ぶっちゃけ、これが正解、というのはないんだよね。つまり「なるようになる」というか。なんだその結論。
