ま、トータルでは野球の話なんですが、まずは野球と関係ないことから書きたいと思いまして。

今年の4月、アタシは実家のある神戸まで<クルマ>で帰省しました。まァね、アタシもジジイになったので夜が見えづらく、いろいろ長距離運転に限界を感じたっつーか。
とくに嫌だったのが復路、つまり帰りです。
神戸から現居住地である東京までクルマ移動となれば、名神から東名というのが常套なのですが、今は必ずしも名神→東名を使わなくてもイケる。つまり新名神と新東名が出来たからです。

復路、アタシは特別深い考えもなく、なんとなく新名神で行こうと思った。つか本当に何も考えてなくて「そういや久しく新名神とか使ってないな」と思って、どのみちそんなに所要時間も変わらないし、だったら、と思ったに過ぎません。
しかしこれが地獄の始まりだった。
新名神は途中で鈴鹿山脈を抜ける。で、この日は特別風の強い日だったってこともあって、さらにアタシのマイカーが車高の高い、早い話が軽のバンということもあって、もう異様に風に煽られた。
低速走行なら問題ないけど、70キロを超えたくらいから、もうあきらかにハンドルが取られる。ヤバいヤバい!これはさすがに怖すぎる!

結局アタシは風が弱まるタイミングまでサービスエリアで時間を潰した。とは言えそこまで弱まることなく手汗をたっぷりかいた、極度の緊張状態でなんとか鈴鹿山脈を抜けたのです。
しかしこれで地獄は終わらない。
新名神から、となったら東名に入るためには伊勢湾岸自動車道をも通らなきゃいけないことになるんだけど、伊勢湾岸自動車道はほぼ海の上、しかも相当高いところに作られている。つまりまたしても風に煽られることになったのです。

東名に入ってからは、そもそも東名は古いのでそんな高所を走るわけでもなく一気にラクになったんだけど、新名神→伊勢湾岸自動車道(正確には東名阪自動車道が挟まるけど)の疲れがドッと出て、もうとにかくめちゃくちゃしんどかった。
そしてこう思った。

実は一番怖いのは風ではないのか・・・

さてここから野球の話になります。
もうずっと言われてることだけどZOZOマリンスタジアムの風だけは本当に、なんでそうなるの?としか言えない打球の飛び方で、これは行った!と思った当たりがフェンス手前で急減速したり、逆に「ああ、これは届かない」と思った打球がグングン伸びてスタンドに入ったり野手の頭を越えたり、いったいこれはなんなんだ、と。
だからもう、この3連戦、とくに阪神が守備の時ですよね、はもう打球が上に上がるごとにヒヤヒヤしてぜんぜん落ち着かなかった。なんだこの球場は、と何度思ったことか!

高いフライじゃないと失速しない。普通のフライは伸びてくる。最初は難しかったですけどね(「阪神・佐藤輝明「そんなに気にせずにいきました」マリン風無縁の打球速度181キロ弾(サンケイスポーツ)」


これは佐藤輝明のコメントだけど、映像で見てる限りではその打球が「高いフライ」なのか「普通のフライ」なのかの判断がつきづらい。しかもその境目がどの程度なのかもよくわからず、とにかくずっと「それが入るの!?」「それが入らないの!?」の連続でした。
逆にゴロになるとホッとした。ゴロなら風は関係ない。だから典型的なゴロピッチャーの高橋遥人が(映像で見てる分にはあまり調子が良さそうでなかったにもかかわらず)8回を0封出来たのでしょう。

もう正直に言えば、3試合目とかやる前からずっと嫌だった。もうあんな球場で試合なんかしたくない。いや実際アタシがするわけじゃないけど、仮に見てるだけでも疲れちゃって嫌だなぁと。
んで変な話、3試合目にかんしては最初から勝ち負けはどうでも良かった。幸い2連勝出来てたし、とにかく何事もなく無事甲子園に帰れたらそれでいいや、と。
だってマリン対策とか言っても次にマリンで試合をやるのなんて2年後なんですよ。2年後にまた3試合だけ。そのために対策しても意味なんかない。とにかく早く終わってくれたらそれでいい、と。

ずいぶん古い話になりますが、アタシは今から23年前、つまり2003年に一度だけマリンで試合を見たことがある。

(前略)一度新宿に出た後、(中略)海浜幕張駅まで行く。千葉マリンスタジアムの千葉ロッテVS福岡ダイエー戦観戦のため。
駅から球場まで微妙に遠いのが心地いい。あのわくわく感が蘇る。
(中略)
球場前のモニターで1980年のプロ野球ニュース(もちろんロッテ戦。もちろんロッテが勝った試合)を流しており、メチャクチャ懐かしい。
一番驚いたのが、まだ当時素材にVTRではなく一部試合ではフィルムを使っていたことで、さらに一部のシーンがスローモーションになるのがいい。
中に入ってみると、福岡ドーム(現注・当時の名称)や東京ドームのような、もっと小ぎれいで上品なものを想像していたのだが、さにあらず、結構小ぎたなく、意外といい雰囲気。
連休中だけあって、客の入りもまずまず、試合も、まぁ好ゲームでそれなりに盛り上がる。
書きとめておきたかったこと。

・ロッテの応援
初めてLIVEでみたが、たしかにスゴイ。サッカーと阪神の応援をたして2でわったような感じ。それなりに独自性がでていること、ロッテというチームが本当にファンに受け入れられているなと感じたことで、ちょっと感動。

(中略)

・初芝
一番(個人的に)盛り上がったのは、4回ノーアウト満塁で初芝が代打にでてきた場面。結果は押し出しで残念でした。三振か満塁ホームランか、両極端な結果を期待していたのに。

(中略)この気楽さがパの試合をみる醍醐味。おもしろかったですよ。(2003年7月20日の日記より)


何が言いたいのかと言うと、23年前の話とは言え球場の雰囲気はかなり良かったんですよ。んでスタンドで観戦してる限りそこまで風は感じない。
ただグラウンドはまったく別のはずで、数年後を目処にマリン建て替えとドーム化が検討されてるらしいけど、ほんと、絶対ドームにしてくれ。それくらいもうあの球場でやりたくないよ。

いやマジ、風が一番怖いよ。しかも台風のような風じゃなくて「ただの強風」が。それを痛いほど実感した4月5月でござんした。



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