あくまでこれから書くことは「技術的には実現は可能だと思うけど、コストは度外視」の話です。こんなのが出来れば最高だとは思うんだけど、まァどこのメーカーも作らないでしょうな。

アタシは以前、本当に操作性を優先させたいならメニュー表示なんか止めて、すべてボタンで操作させるべきた、みたいなことを書きました。
これはとくにテレビについて言えることだけど、何かのボタンを押したらメニューが表示されて、カーソルで選択して選ぶ、何でこんなまどろっこしいことをさせるのか、本当に意味がわからないのです。
つかたかが入力ソースを変えるだけなのにいちいちメニューで操作させるなよ、と。

メーカー側からすればボタンを極力減らしてわかりやすくしたいってことなんだろうけど、これ、本当にわかりやすいか?極端にいえば音量のアップダウンをメニュー表示にしたらどうなるかとか、ちょっと考えたらわかりそうなものなんですがね。
「HDMI 1」に切り替えたいのなら、メニューで選択させるんじゃなくて「HDMI 1」というボタンを押す。これ以上わかりやすいことはないんじゃないでしょうか。

それとは別にしても、これからの時代、ボタンの数が劇的に増えるってのは必然だと思うんです。
たとえばストリーミングサービスにログインする場合。これまた画面にキーボードが表示されてカーソルで文字を選択させるなんて言語道断で、こんなことをするくらいならリモコンに親指タイプのキーボードが装備されている方がはるかにマシです。

つかいつも思うんだけど、リモコンの「オモテ面は簡易操作用、ウラ面は詳細操作用」みたいな感じで分ければいいだけの話なんですよ。
ただそうなるとコストがかかる。それはわかる。始めに「コスト度外視」と書いたけど、そもそもリモコンを標準で同梱ってのが今の時代無理があると思うんですよ。

同梱されるリモコンなんて、簡素も簡素でいい。何なら省略しても構わない。ほれ、スマホ買うとトンデモ品質のイヤホンが申し訳程度に付属されているでしょ。あれでいいんです。同梱品に品質なんて求めちゃいけない。というか「ちゃんとしたリモコンは別売」という風潮にしなければ、いつまで経ってもリモコンにコストがかけられない=使い勝手の悪い中途半端なものを使い続けなければいけないことになってしまう。
アタシの考える究極のリモコンで絶対必要だと思うのは

・親指タイプキーボード兼ボタン装備
・大型ジョグダイヤル装備
・タッチパッド装備
・任天堂ライクな十字カーソル装備
・赤外線ではなくBluetooth接続にする

これだけは外せない。
リモコンというものは基本縦持ちで使うものです。ま、この辺はスマホと変わらない。ただリモコンにフリック入力を付けて、となると画面とリモコンの両方を見なければならなくなるので反対です。
ボタンの数増加を兼ねてキーボード装備が望ましい。望ましいんだけど、キーボードなら横持ちになってしまう。それはいいんだけど、キートップの表示がね、難しくなる。
ならばキートップをEインクにして、横持ちの時は横向きに「QWERTY」とか表示させて、縦持ちの時は「◀」とか「■」とか「▶」みたいな表示をさせる。もちろんキーボードは格子状にします。

大型ジョグダイヤルはオモテ面のタッチパッドや十字カーソルがある面と、ウラ面のキーボードがある面に挟み込まれたような感じで存在している。
ジョグダイヤルを右側から操作すれば音量の増減、左側からなら早送り・巻き戻し(順送り・逆送り)にしてね。これもどこを触ってるのか感知すれば可能でしょう。
タッチパッドは賛否あるだろうけど、これ一台でパソコン的な操作も出来るように。ジェスチャ操作も可能にすれば、大抵のことはオモテ面で出来るようになるはずだから、あるに越したことはない。

十字カーソルは、どうせならアナログスティック、という意見もあるだろうけど、どうしてもメニュー操作がいる場面や、リモコンで複雑なゲームをやる必然性がない、という意味で十字カーソルの方が便利なはずです。ま、どうしてもアナログ的な操作をやりたければタッチパッドとジョグダイヤルを使えば代用くらいは可能でしょうし。
赤外線ではなくてBluetooth接続なんて、もはや常識になってなきゃおかしい。たしかに電池も持ちは悪くなるけど、いつまで肘を伸ばしてリモコンの先をテレビに向けなきゃならないのさ。それにリモコンに極小スピーカーでも内蔵すりゃ手元スピーカーにもなるわけだしさ。

なんでアタシがリモコンにこだわるのかといえば、リモコンってのはオーディオ&ビジュアル機器にとって最重要だと思っているから。
どれだけ高性能・高機能でもリモコンがダメならその機器はダメという判断を下さざるを得ない。それくらいリモコンは重要な位置を占めていると思っているのです。

なのにどこのメーカーもリモコンへの認識が甘すぎる気がする。マウスやキーボードなんか何万もするものを何台も買い換える時代なのに、リモコンは標準装備のヤツ以外は基本的に使えない。別売のリモコンもあるけど、あれもいちいち赤外線を登録させなきゃいけないし、液晶付きリモコン(エアコンとか)は赤外線を登録するだけじゃどうにもならないし。
ならば各メーカーが本気になって、あと共通規格を作ってね、機器は買い換えてもリモコンは手に馴染んだ、操作性に馴染んだ同じのを使えるみたいにしなきゃ。

いつまで経っても共通規格が出ないなんて、これも囲い込みの一種だと思うんだけどね。



片面がリモコンorゲームコントローラ、片面が米粒サイズのミニキーボード、なんて製品はあることはあるんですよ。憶えてないけどたぶん本文を書いた2017年時点でもあったと思うし、実際アタシもいくつか買ったことがある。
しかしどれもこれも、本当に「プロダクト」としての完成度が低い。如何にも中華メーカーが思いつきで作りました、みたいなのばっかりで、極端に耐久性もなく、使い勝手云々以前の製品しかなかった。
いやさぁ、もうだいぶBluetoothの消費電力も抑えられるようになったのに、いまだにリモコンと言えば赤外線でしょ。これもう枯れた技術の水平思考じゃないよ。枯れすぎて朽ちた技術の思考停止だよ。
まずはそこからだよね。つか赤外線→Bluetoothの置き換えさえおこれば本文にあるような超高性能リモコンが「ちゃんとしたメーカーから」登場する<目>も出てくると思うんだけどね。


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